記事公開日:2022年4月12日
サバなどの青魚に多く含まれるEPA・DHA*などの不飽和脂肪酸は、免疫機能を正常化し、アレルギー症状を抑えるはたらきがあるといわれています。
また、粘膜のはたらきを支えるビタミンAが豊富に含まれているにんじん。粘膜のバリア機能は、花粉などのアレルギー物質を排除するのに役立ちます。
EPA:エイコサペンタエン酸/DHA:ドコサヘキサエン酸
栄養価(1人分)
エネルギー | 380kcal |
たんぱく質 | 23.3g |
脂質 | 17.0g |
糖質 | 26.8g |
食塩相当量 | 3.2g |
多価不飽和脂肪酸 | 2.7g |
ビタミンA | 191μg |
材料(2人分)
サバ | 200g(切身3切程度) |
にんじん | 1/4個 |
長ネギ | 1/3個 |
ピーマン | 2個 |
赤唐辛子 | 1本 |
片栗粉 | 20g程度 |
A
酢 | 大さじ5と1/2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ5 |
作り方
1. にんじん、長ネギ、ピーマンは細めの千切り、赤唐辛子はキッチンバサミで輪切りにする。
2. Aをすべてボウルで合わせ、1.の野菜も加える。
3. サバは表面の水分をよくふき取って一口大に切り、片栗粉をまぶす。
4. 180℃程度の油でサバを揚げ、揚げたてをすぐに 2. のボウルに入れる。具材にAをまんべんなく馴染ませたら、ラップをして味が染みるまで数時間置く。
サバの熱で野菜がほどよく柔らかくなるようになっていますが、にんじんのビタミンAは油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、野菜をサッと素揚げしてから調味液につけてもOKです!
その際は脂っぽくなりすぎないよう気をつけてください(^^)
プロフィール
監修
管理栄養士・料理家/株式会社セイボリー代表取締役
ひろのさおり
大学院在学中にフリーランス管理栄養士として開業し、レシピ開発や執筆業、出張料理サービスなどに携わる。 大学院修了後は、特定保健指導員、セミナー・料理教室講師としても活動を広げ、2020年に株式会社セイボリーを設立。主な事業はレシピ開発の他、調理器具や健康食品、料理・ヘルスケアサービスの監修やコンサルティングなど。 著書に「小鍋のレシピ 最新版」( 辰巳出版 )。1児の母。