サジーの歴史
古くから人々に愛されてきた植物
サジーは、7千万年以上も前から生育していたといわれる、太古の歴史を持つ生存植物のひとつです。
ギリシャ神話では、空飛ぶ白馬「ペガサス」の好物だったと言い伝えられています。
植物学名である「Hippophae Rhamnoidesー馬をキラキラさせる樹」の由来になったのはこの神話です。
また、モンゴル帝国を築いたチンギス・ハンも戦渦で調子の悪い馬たちにサジーを与え、元気になったと言い伝えられてきました。
1,300年前のチベット古典書等にも、常用和漢として記載されています。
古い医学書にも記載されるほどサジーは昔から重宝されていました。
初めて宇宙に行ったサジージュース
旧ソ連は早くからサジーの可能性に注目し、数多くの基礎研究と有用性実験を通じて、サジーの活性成分を見出しました。
そしていち早くその高い有用性を認め、宇宙飛行士の健康増進と栄養補給のためにサジー飲料が提供されました。
宇宙に初めて行った果実ジュースはサジージュースだそうです。
サジーは、太古より現在まで厳しい環境に適応するためのさまざまな成分を蓄え、高い生存能力を備えています。
多くの成分を有するサジーのような食品は大変貴重です。
サジーの歴史や数々の逸話は、その生命力の強さがあってこそ生まれたといえるでしょう。