記事公開日:2021年9月3日
食欲の秋なのに、「便秘」で食べものをおいしく食べられない!?
20代から50代の女性のうち、秋に便秘で悩む女性は約3割(32.8%)いることがわかりました。さらに、秋に便秘に悩んでいる人は、悩んでいない人に比べ、なんと2倍の人が食べ物をおいしく感じない傾向にあるようです。
首都圏在住の20代から50代の女性を対象にした秋の女性の悩みに関する調査
「ブランでスッキリ!」委員会
@Press
Q.食べものをおいしく感じないことはありますか?
秋の便秘、3大原因とは
夏に冷たいものを摂りすぎて疲れている腸。そこへ秋の寒暖差と食べ過ぎが加わり、腸はお疲れ状態!秋の便秘を引き起こします。そんな秋の便秘対策を管理栄養士のひろのさんにお伺いしました!
気軽にできる!お通じ改善習慣
1日3食、朝食から食事リズムを整える
食事のタイミングや頻度が不規則になると、腸のリズムが作りにくく、便秘につながりやすくなります。特に朝食後は一日の中でも最も腸のぜん動運動が活発になるため、朝ごはんは抜いたりせず、なるべくゆっくり食べられるとベストです。
発酵食品と水溶性食物繊維・オリゴ糖を一緒に摂る!
納豆やヨーグルト、味噌などの発酵食品のように腸内で直接作用する菌を含む食品と、菌を育てるエサとなる海藻などの水溶性食物繊維やはちみつなどのオリゴ糖を含む食品を一緒にとることで、効率的に自分の腸内細菌を育てることができ、便秘改善効果が期待できます。
水溶性食物繊維が多いネバネバ食材は菌のエサになるだけでなく、便をやわらかくし、お通じをスムーズにしてくれます。こんにゃく、山芋、アボカド、大麦にも水溶性食物繊維が多く含まれています。
お腹をスッキリさせて、秋の味覚をおいしく楽しみましょう♪
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監修
管理栄養士・料理家/株式会社セイボリー代表取締役
ひろのさおり
大学院在学中にフリーランス管理栄養士として開業し、レシピ開発や執筆業、出張料理サービスなどに携わる。 大学院修了後は、特定保健指導員、セミナー・料理教室講師としても活動を広げ、2020年に株式会社セイボリーを設立。主な事業はレシピ開発の他、調理器具や健康食品、料理・ヘルスケアサービスの監修やコンサルティングなど。 著書に「小鍋のレシピ 最新版」( 辰巳出版 )。1児の母。