記事公開日：2023年11月24日

広大な大地ですくすくと育つサジー

サジーの収穫地である中国の内モンゴル自治区は、冬になると時にマイナス40度にもなる過酷な環境。

植物は枯れ、サジーの葉も落ちて果実だけが残り、山全体がオレンジ色に染まります。

夏は力強いオレンジ色の実や、まだ青い実も見ることができ、サジーの実は冬の収穫までじっくりと栄養素を蓄えながら、広大な大地ですくすくと育ち続けます。

サジーは現地でも大活躍！

サジーが私たちに貢献しているのは、健康だけではありません。

現地の方の収入や、砂漠化した土地の緑化などにも役立っています！

現地の農家クァンさん

サジーの植林、収穫で収入が増えてうれしいです。

さらに、砂漠に緑が増え空気がきれいにりました。以前は風で砂ぼこりが舞っていたのが、減った気がします。

現地の農家チョウさん

仕事のメインは農業ですが、少しだけ畜産もしています。

それでも収入は少ないので、冬のサジーの収穫は私たちにとって、とても貴重な収入源です。

小さな実だけど、１日分（30mL）の豊潤サジーにはどれくらい使われているのかな？

実は・・・こんなにたくさんのサジーの果実が必要！

その数なんと約400粒！

どれくらいかかるのか試してみました！

サジーの枝には無数のトゲがあり、実はやわらかくつぶれやすいので、収穫はとても大変な作業！

手作業で約400粒収穫すると、6人がかりで15分もかかりました！

※実際の収穫は枝ごと収穫し、凍った実を振るい落とします。