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【冷えない!最強温活】冬の不調は「冷え」からきている!

記事公開日:2023年6月26日

自分の息で手を温める女性

「冷え」はさまざまな理由で引き起こされますが、原因のひとつに「血の巡りの悪さ」があげられます。

血の巡りが悪いと内臓の働きが弱くなり、免疫力の低下などにつながります。

さらに、からだが冷えて全身に不調が広がると、代謝も悪くなってしまいます。

そんな冷えた状態が続くと、次のような症状や不調を招いてしまうのです。

冷えた状態が続くと起きる不調
肩こり、肌が乾燥する、顔色が悪い、太る、おなかの調子が悪い、手足が冷えて眠れない、起きられない、体調を崩す、生理痛が重い etc… 

冷えへの対処法「からだ全体を温める」

まずはからだ全体を温めるために血の巡りの状態を整えましょう。

衣服での調節はもちろんですが、生活習慣の改善も効果的です。

ジョギングをする女性
※写真はイメージです
  • ・運動、ストレッチ
    ⇒筋力がアップすると血行が改善!
  • ・入浴・半身浴
    ⇒できれば毎日ぬるめの湯船にじっくりつかりましょう
  • ・腹式呼吸
    ⇒鼻からお腹に空気を入れるように吸って、口からゆっくりとお腹の空気を出します。副交感神経が働いてリラックス。基礎代謝もアップします。
  • ・マッサージ
    ⇒指先の血行が良くなり、肩こりや疲れ、倦怠感が取れやすくなります。
  • ・からだを温める飲み物をとる
    ⇒紅茶やほうじ茶、ウーロン茶やココア、しょうが湯などがおすすめです。

管理栄養士が教える食習慣
朝昼夕、バランスよく食べて冷えを予防!

健康的な朝食
※写真はイメージです

食事で体温アップ!朝食は抜かないことが大切

食事をとると、食べ物の栄養素が分解・吸収され、その一部が体熱となって消費されます。

そのため食事をした後は代謝が高まり、からだも温まります。冷え予防にはきちんと食事をとることが大切です。

朝はもっとも体温が低くなりやすいため、できるだけ朝食は食べて午前中の代謝を高めましょう。

また、冷たいスムージーなどではむしろからだが冷えてしまいます。冷え対策には温かい料理や飲み物がおすすめです。

「鉄分」を意識して全身冷え予防

貧血予防というイメージの強い鉄分ですが、実はからだの冷えを防ぐためにも重要な役割を担っています。

鉄には酸素を全身に運ぶ働きがあります。

鉄が十分な状態で酸素がからだ中に行き渡っていれば体温を正常に保つことができるのです。

ねぎ類やしょうがを食事に取り入れる

血行を促進する働きのあるビタミンEやポリフェノール類、ねぎ類の辛み成分であるアリシン、しょうがに含まれるショウガオールなども冷え予防に効果が期待できる栄養素です。

これらの栄養素がなるべく不足しないよう、食事の内容を工夫してみましょう。

からだを温める食材をもっと詳しく!

かご一杯に入った緑黄色野菜を運ぶ女性
※写真はイメージです

からだを温める食材と、サポートする食材を上手に選ぼう

栄養バランスのとれた食事を基本に、冷えが気になるときはからだを温める食材を積極的にとりましょう。

冬が旬で寒冷地で育つもの、根菜類、発酵食品等が「からだを温める食材」といわれています。

からだを温める食材
マグロ、カツオ、鮭、エビ、かぼちゃ、たまご、牛肉、鶏肉、チーズ、にんじん、ごぼう、玉ねぎなどの根菜類など

からだを冷やす食材は、冬場は温める調理を!

夏季が旬のもの、熱帯でとれるもの、精製された食品、加工食品などは「からだを冷やす食材」に分類されます。

からだを冷やす食材
豆腐、レタス、きゅうり、ほうれん草、ナス、トマト、豚肉、牛乳、バナナ、スイカ、コーヒー、白砂糖など


からだを冷やす食材でも、熱を加えると「からだを温める食材」に変化します。

冬場は蒸す、炒める、ゆでるなどの温かい調理をして上手に取り入れましょう。

適度な運動とからだを温める食べ物で、冷えないからだをつくって冬を元気に過ごしましょう!

プロフィール

管理栄養士・料理家 ひろのさおり

監修

管理栄養士・料理家/株式会社セイボリー代表取締役
ひろのさおり

大学院在学中にフリーランス管理栄養士として開業し、レシピ開発や執筆業、出張料理サービスなどに携わる。 大学院修了後は、特定保健指導員、セミナー・料理教室講師としても活動を広げ、2020年に株式会社セイボリーを設立。主な事業はレシピ開発の他、調理器具や健康食品、料理・ヘルスケアサービスの監修やコンサルティングなど。 著書に「小鍋のレシピ 最新版」( 辰巳出版 )。1児の母。