記事公開日:2022年12月22日
「職場の環境が変わって、落ち着かない」
「子どもの学年が上がり、今まで以上に大変に…」
春は生活環境や気温など、何かと変化の激しい季節ですね。
そんな季節に、積極的に摂るべき栄養素の一つが【ビタミンC】
栄養素の中でもかなりメジャーなビタミンCですが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はビタミンCのあれこれについてご紹介いたします^^
春を元気に乗り切るために、ぜひ最後までご覧ください!
レモンでビタミンC補給は難しい
ビタミンCと聞いて一番に思い浮かべる食材といえば「レモン」ではないでしょうか。
しかし、文部科学省の食品成分データベースのビタミンC含有量ランキングを見てみると、レモン果実(100mg/100g)は36位、レモン果汁(50mg/100g)は90位となっており、決してトップクラスの含有量とはいえないのです。
そもそもレモンは香りづけなどに使われることが多く、ビタミンCの補給源としての利用は難しい食材といえるかもしれません。
ビタミンC不足、放っておくとボロボロに…
美容に良いイメージのビタミンCですが、不足すると美容の調子に影響が出るだけではありません。
ビタミンCはからだの至る所で働き続けているため、健康にも影響を与えてしまいます。
ここからはビタミンCの働きについてご紹介します!
若々しさを保つ
ふと鏡を見ると「うわっ、美容の調子が…」と気になることはありませんか?
そんなときはビタミンC不足を疑ってみましょう。
ビタミンCは年齢や生活習慣などによって減少します。
美容と健康に欠かせないコラーゲンをサポートしているビタミンCは、若々しさを保つのに必要不可欠な栄養素なんです!
毎日の元気をサポート
忙しい日が続くと食事もおろそかになりがちで、もっと元気が欲しいと感じることがありますよね。
実はこの悩みにも「ビタミンC」が大活躍!
私たちの元気な毎日をしっかり支えてくれます。
ポジティブな毎日に!
私たちは生活環境や気候など、さまざまな要因によって変化にさらされています。
その変化に対応するためにもビタミンCは欠かせません。
積極的にビタミンCを補給して、ポジティブな毎日を目指しましょう。
ビタミンCは1日にこれだけ必要!
ビタミンCは体内で作り出すことができないため、普段の食事から摂る必要があります。
では、1日にどのくらいビタミンCを摂れば良いのでしょうか?
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2020年版)』によると、1日に100mgが推奨量とされています。
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html)
妊娠中や授乳中の方、喫煙者などはビタミンCの消費量が多くなるため、より多くの補給が必要です。
食事だけで難しいときは健康食品やサプリメントで補う!
ビタミンCは、じゃがいもや赤ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツなどさまざまな野菜や果物に含まれています。
そのため、意識せずとも普段の食事からある程度の量は摂れているそう。
しかし「健康日本21(第二次)」中間評価報告書によると、全世代において1日の野菜類摂取量の目標値「350g」を達成できていないのが現状です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/000378318.pdf)
忙しい毎日でなかなか野菜や果物を十分に摂れてない…という方は実際に多いのではないでしょうか。
食事からではどうしても足りないときは健康食品やサプリメントで補いましょう。
効率よくビタミンCを補給して元気な毎日を!
ビタミンCの大切さについてご紹介しましたが、摂り過ぎはおすすめできません。
必要以上に摂っても、使われなかったビタミンCは尿などから体外に流れ出してしまいます。
また、摂り過ぎによって吸収率が下がるとの研究結果もあり、逆に効率が悪くなってしまう恐れがあります。
一度にたくさん摂るのではなく、毎日こまめに摂り続けることが大切です。
ビタミンCについて少しでも理解を深めて、元気とキレイにお役立ていただけましたら幸いです^^
春は忙しく、ついつい余裕がなくなってしまいがちですが、そんなときこそ一呼吸。
ご自身の食生活を見つめ直して、充実した毎日をお送りください♪