朝食抜きは太るもと⁉食欲の秋、行楽の秋をめいっぱい楽しむ秘訣!

記事公開日:2023年11月24日

一日を元気にスタートするためには、栄養バランスのとれた朝食をとることが大切です。

朝食を抜くと、昼食や夕食で大量に食べてしまい、摂取カロリーが過剰になるリスクが高まります。

また、エネルギー不足によるストレスが体に負担をかけ、免疫力低下につながることも。

朝食の時間を大切にし、バランスの良い食事をとることで、元気で健康的な一日を過ごしましょう!

朝食は一日をサポートしてくれる魔法のスイッチ!

朝食がもたらす多くのメリットを知ると、毎日食べたくなるかも!

体内時計が整う

【体内時計が整う】

体内時計が狂うと、疲れ・ストレスなどの原因に。

朝日を浴びるのもGOOD!

勉強・仕事に集中できる

【勉強・仕事に集中できる】

脳へエネルギーが補給されるため、集中力や記憶力がUP!

代謝が高まる

【代謝が高まる】

消化管が活動を始め、体温を上昇させ代謝を高めます。

便秘予防になる

【便秘予防になる】

胃腸の運動が活発になり、便秘予防に。

逆に朝食を抜くと便秘がちに。

朝食に取り入れたい栄養素を知れば、一日をもっと活動的にできる!

朝食には糖質とたんぱく質が不可欠

朝食をとる上で最も重要だといっても過言ではない栄養素は、糖質とたんぱく質です。

糖質はいちばん使われやすいエネルギー源のため、午前中の体や頭の働きに直接関わります。

とはいっても、ご飯やパンだけ、という食事では不十分。

たんぱく質は腹持ちのよさにもつながり、体内時計を整えて活動的に動くために必要なホルモンの材料にもなるんですよ。

肉や魚、卵にはアミノ酸のバランスがよい良質なたんぱく質が含まれています。積極的に食卓へ取り入れましょう。

朝食で野菜をとると昼食後も集中できる!

朝食で野菜をとると昼食後も集中できる!

糖質とたんぱく質以外に、できるだけ取り入れたいのが食物繊維やビタミンを多く含む野菜類です。

朝食で食物繊維が豊富なものを食べると、朝食後だけでなく昼食後の血糖値の上昇もゆるやかになる「セカンドミール効果」が期待できます。

血糖値が気になる方や食後に眠くなる方は、特に意識しましょう。

市販のカット野菜や冷凍野菜もうまく活用してみてくださいね♪

朝が苦手な人も元気な一日を過ごすためになるべく食べるようにしなくちゃね★

食べなかったり、軽くすませたりしちゃう朝食…。
でも、大事な役割があるんだね!

プロフィール

管理栄養士・料理家 ひろのさおり

監修

管理栄養士・料理家/株式会社セイボリー代表取締役
ひろのさおり

大学院在学中にフリーランス管理栄養士として開業し、レシピ開発や執筆業、出張料理サービスなどに携わる。 大学院修了後は、特定保健指導員、セミナー・料理教室講師としても活動を広げ、2020年に株式会社セイボリーを設立。主な事業はレシピ開発の他、調理器具や健康食品、料理・ヘルスケアサービスの監修やコンサルティングなど。 著書に「小鍋のレシピ 最新版」( 辰巳出版 )。1児の母。