【第3話】僕たちが家族になるまで③

熱い洗礼ともう一つの命

2015年4月1日

いよいよ4月1日。
虎毛の子と家族での面談、はじめて保健所というところに足を運んだ。

「いた! 」

子犬のゲージをまたぎ、虎毛の子を抱っこしようとしたその時、
左手の手首を ガブリッ!!

熱い洗礼である!

私の目には、攻撃ではなく、ただただ怖くて噛んだように見えた。
「大丈夫だよ怖くないよ」と心で語りかけた。

しかし8匹中、虎毛の子を含む2匹だけが飼い犬としての適性検査に不合格と聞いたので、
もう1匹を案内してもらうと…

そこには虎毛の子の兄弟だという白い子犬がじっとこちらを見つめている。

兄弟そろって不合格だったんだ…。

遠くから兄弟犬の寂しげな目線が突き刺さる。

1匹だけ引き取ることを考えていたが、
この白い子犬は血の繋がった兄弟だ。

生まれたときから支えあって生きてきたことを考えると、どちらか1匹だけというのはむごすぎる…

1匹の予定が2匹…

妻の理解を得る難易度は格段に上がった。

家族会議の結末は…

保健所での子犬たちとの面談が終わり、帰りの車中で急遽家族会議。

3人のちびっ子たちにくわえ、我が家にはウサギもいる。

そこに犬の2匹が加わると、妻の負担はかなりのものに。
妻に「どう思う?」と尋ねると…

妻は、「賑やかになるね~!」と一言。

私「えっ、いいの? 2匹とも?」

妻「 兄弟なのに、裂いたら可哀想よ。」

お~!!
女神様!ありがとう!

心のどこかで、貴方ならきっとそう言ってくれると思ってたよ(;_;)

しかし、殺処分されるワンちゃんを引き取りたくとも、保健所側で飼い主にも審査があり、私たちが不合格になることも。

よく考えてみたら、引き取った後にほったらかしにする人たちもいるんだろうな。
と審査の趣旨を理解。

必ず迎えに行くから待ってろよ~!

To be continued…

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