ドクターが伝えたい鉄分不足改善の3つのポイント

山本佳奈医師
『貧血大国・日本』の著者でもある内科医・山本先生

 

日本女性の3~4人に1人は鉄分が不足しているといわれる時代。

健康診断で鉄分不足を指摘され、あわてて鉄分レシピを検索したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、山本先生に鉄分不足になる原因や、対策におすすめの食材などを教えていただきました。

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ダイエットやスポーツ、偏った食事が鉄分不足の原因に

忙しい毎日の中で、鉄分を意識した食事を心掛けることは難しく

「鉄分が多いのはどの食材か分からない」

「レシピを考えるのが大変で、なかなか続かない‥」

という方は多いのではないでしょうか。

 

女性は月経によって血液が失われるため鉄分不足になりやすいイメージがありますが、近年ではダイエットやスポーツ、コンビニ弁当や外食中心の食生活も、鉄分不足を引き起こす要因になっていると指摘されています。

日頃から、食事の内容を意識して鉄分を摂取することが大切

鉄分には2種類あるのをご存じでしょうか?

1つは肉や魚、卵、乳製品など動物性食品に含まれる「ヘム鉄」、もう1つは野菜や海藻、大豆など植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」です。

動物性食品の「ヘム鉄」の方が、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」よりも吸収されやすいという特徴があります。

しかし、日本人は「非ヘム鉄」の食品を摂取する割合が高く、この食生活が鉄分不足の要因の一つと考えられています。

そのため、日頃から食事の内容を意識して鉄分を摂取することがとても大切です。

ドクターおすすめ!
より多く鉄分を摂るための食生活
3つのポイント

1.肉や魚は赤いものを選ぶ!

一つ目は《動物性食品であればより赤い肉や魚を選ぶ》

赤色に見えているのは筋肉に含まれる鉄分と酸素が反応しているからです。

白身よりも赤身の肉(牛肉や馬肉など)や魚(マグロやカツオなど)を食べることでより多くの鉄分を摂ることができますよ。

2.大豆を食べれば鉄分不足の改善だけでなく、美容にも効果的!

二つ目は《大豆をはじめとする豆類を摂取する》

豆腐や納豆、味噌、きな粉、油揚げなどの大豆製品に含まれているタンパク質は、赤血球の中のヘモグロビンの材料となる大切な栄養素。
鉄分不足を解消するために積極的に食事に取り入れていただきたい食材です。

また、大豆にはイソフラボンが含まれており、美容の調子を整えてくれます。

大豆製品には、冷奴や納豆など、そのまま食べることのできる食材が多く、食事に取り入れやすいのでおすすめです。

3.鉄製の調理器具を使えば鉄分量が増える

三つ目は《調理器具を工夫する》

調理器具が料理の鉄分量に影響することをご存じですか?

例えば、《鉄の王様》と呼ばれるほど鉄分が多く含まれていたひじきは、昔に比べると含有量が少なくなっていることがわかってきました。
かつては、ひじきを鉄釜で茹でていたため鉄分が豊富に含まれていました。しかし最近はステンレス鍋が主流になったため、含有量が減ってしまっているのです。

いつも使っているお鍋を鉄鍋に変えるなど、調理器具を工夫するだけでも、鉄分を簡単に摂ることができるのでおすすめです。

ぜひ、3つのポイントを日常に取り入れ、楽しみながら鉄分を補給してくださいね。

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山本先生からのメッセージ、いかがでしたか?

ちなみに、サジーに含まれているビタミンCやリンゴ酸などの栄養素が鉄分の吸収をサポートするので、豊潤サジーは手軽に食品で鉄分補給したい方にお喜びいただいています♪

しっかり鉄分補給して、元気な毎日をお過ごしください^^


山本佳奈医師プロフィール

監修

医師 山本 佳奈(やまもと かな)
1989年生まれ。 滋賀県出身。医師。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業後、福島の南相馬市立総合病院へ。現在、ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、ときわ会常磐病院(福島県いわき市)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

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